「住所を変えたくない―」。 何度目かの引越しで、奥様がご主人に告げた言葉。ご夫妻ともに転勤が多く、賃貸暮らしだった服部様ご夫妻。奥様のこの言葉が、働き方や生き方そのものを見つめ直すきっかけになり、マイホームを考えることになったと言います。それは上のお子様が生まれ、幼稚園に通い始めた頃だったそうです。 展示場で見た一棟のモデルハウスに奥様が心を奪われ、アサヒアレックスとのお付き合いが始まって15年。子育てがひと段落したいま、新しい家族である子猫を迎え、暮らしはまた少しずつ形を変えています。
築12年
ご夫婦、お子様ふたり、猫1匹
新潟市江南区曽野木
148.96㎡(45.06坪)
111.0㎡(33.57坪)
We Pharos(ウィ ファロス)
当時の南展示場と同じ、本物の石を使った外壁。


ご夫婦ともに転勤の多いお仕事だったゆえに、それまでマイホームは考えられなかったという服部様ご夫妻。しかし何度目かの引越しの際、奥様がご主人に、「もう住所は変えたくないよ。私たち、家、建てられないかな?」と相談。それは上のお子様が生まれ、幼稚園に通い始めた頃だったそうです。
「引越してばっかりだったんですけど、ここではお友だちもできて、楽しく通えるようになってきてましたし。子どものためにも、マイホームっていう拠点があったほうがいいと思ったんです」。(奥様)
ならばと、お子様が通う幼稚園を中心とした生活圏内で、まずは土地探しをスタートさせました。
「家を建てるとなってから、結構短い道のりだったんで、正直大変でした」(ご主人)
休みのたびに車を走らせ、歩いて土地を探し回った日々。子どもが道路に飛び出しても大丈夫なようにと、あえて行き止まりの区画を選んだことも、こだわりのひとつだったと言います。
土地が決まり、いよいよ住宅会社選びへ。
いくつもの展示場を見て回るなかで、「着手金を払わないと図面を書かない」という住宅会社や、強引な営業スタイルに違和感を覚ええることもあったんだとか。
そんな中、当時の南展示場で出会った「Pharos(ファロス)」という商品に奥様が一目惚れ。中に入って担当の営業に話を聞くと、今度はご主人様が射抜かれたといいます。

「その人には、そもそも売ろうっていう気持ちがないんじゃないかってぐらい。『なんとか建てさせてあげよう』っていうスタイルなんですよ。こんな営業に会ったのは初めてでしたね」(ご主人)
当時の営業担当者は押し付けることが一切なく、むしろ「私は服部様のご質問に答えられていますか?」と、寄り添ってくれたことが決め手になったと話します。
アサヒアレックスの会長(当時は社長)の、一棟一棟の完成を心から喜ぶ姿や社風、設計やインテリアコーディネーターら、専門職の顔が見える体制にも、大手にはない温かさを感じて、心が決まったと話してくれました。
「それに、当時は性能を売りにしている住宅会社って、珍しかったと思うんです。気密性が大事なんだって、その時初めて知りましたし。『魔法瓶の家』っていうフレーズにも惹かれました。実際住んでみると、本当にあったかいし、涼しいんです。建物もいいし、人もいい。選んで正解だったなって思ってます」(奥様)
住宅会社は決まったものの、当時は共働きで、資金にも限りがあったというお二人。妥協できる部分と、譲れない部分を見極めながらのプランニングが始まりました。
また、完全自由設計ではなく、セミオーダー(企画+自由設計)という選択が、共働きだった当時のお二人にはちょうど良かったと言います。
「忙しいから決められた中で自由に選べるっていうのがすごいちょうど良かったんです。それに資金も潤沢にあったわけじゃないし」(奥様)
とは言いつつも、妥協したくなかったのは、展示場で一目ぼれした印象的な外観。建設業界に携わるご主人の知見も活かしながら、ある部分は抑えて、その分の予算は展示場のイメージを再現する仕上げに充てるなど、メリハリのある配分を意識したそうです。
「当時の南展示場と同じ素材を使いたくて」(奥様)
奥様が「どうしても」とこだわった、掃き出し窓まわりの『本物の石の外壁』は、いちばんのお気に入り。15年経った今も色あせない満足につながっていると、嬉しそうに教えてくれました。

また、窓が作りづらく採光が不足しがちだった子ども部屋には、「仕上げ材の選び方次第で明るさを補える」という、担当者の実践的なアドバイスを受け、白い壁紙を採用。
「大正解でした。それに、限られた予算の中でなんとか我々の要望を叶えようとしてくれたので、ありがたかったですね」(ご主人)


リビングダイニングも床と天井の木目の美しさを再現(左:旧南展示場/右:服部様邸)
その後もその担当者は、暮らしの中の疑問や不安を尋ねるたび、担当者は高気密・高断熱住宅特有の住まい方を、包み隠さず教えてくれたと言います。
「隠し事がないんです。『あなたたちと、ずっとこれからも付き合っていきますよ』っていう覚悟のように私たちには見えましたね」(ご主人)
その言葉どおり、庭でバーベキューや花火を楽しんだり、子どもたちのプール遊びなんかも見守りたいといったご夫婦の会話から、「じゃあここにはテラスよりも一回り小さい、縁側のほうがいいね」と提案してくれたり、ちょっとした相談事にもすぐに応じてくれ、夕食をともにしながら話を聞いてくれたこともあると、ご主人は話します。
その『寄り添うスタイル』は、担当が代わった今も受け継がれ、後任の担当者ともよい関係が続いているんだとか。
「彼は呼ばなくても来てますよ(笑)」(ご主人)
担当者との信頼関係やいつでも頼れるという安心感から、家に対する愛着が増し、手入れにも精を出すようになったと話します。
「あの自転車小屋は私の手作りなんですよ」(ご主人)
昨年は玄関ドアを木製のスリットの入ったデザインドアに入れ替え、太陽光発電も設置したそうです。
「太陽光を付けてから、電気は発電している時間帯に使うようになりました。せっかく付けたんだからそのほうがいいよって聞いて。電気自動車の充電も、洗濯乾燥機も朝にセットしてます」(奥様)。
教わりながら、手を加えながら。
そうやって15年間、この家と付き合ってきたと話します。


最後にお二人から、これから家を建てる方々へ贈る言葉をいただきました。
「私たちの家ができた時、「最初から完璧じゃなくたっていいんだよ」って言われたんです。住みながら、少しずつ整えていけばいいんだからと。その言葉に救われた思いがしましたね。だから、贈るとしたらこの言葉かな」(ご主人)
「ほんと。住みながら揃えていく楽しみがあるのも、いいものですよ」(奥様)
家づくりでは大変なことも多かったというご主人。「私は楽しさしかなかった!」と笑う奥様。それでも、ふたりで知恵を出し合いながらたどり着いた家だからこそ、いまの暮らしがあるよね、と振り返ります。
資金力に任せて一気に完成させるのではなく、暮らしながら理想の家を育てていく――。
かつてご主人を救った「完璧じゃなくていい」という言葉は今、これから家を建てるあなたへと手渡されます。